天才になりたい、山里亮太

起きている時間のほとんどをお笑いに捧げれば誰だって少しは売れるのだろうか?
お笑いで飯を食っていけるのだろうか?

平凡な家庭で生まれて、お笑い好きだからお笑い芸人目覚して、大阪の吉本NSCに入って、コンビ解散して、新しい相方とコンビ組んで、ガチンコ合格して、ガチンコ優勝して、コンビ解散して、静ちゃんとコンビ組んで、初挑戦M1敗退、次年度M1決勝進出、その次の年度もM1決勝進出、、、。

人として凄くダメなんだろう、笑いがとれないのは相方のせい。ネガティブな感情に陥ると相方にキツく当たる。暴君山里「相方がいかにダメか、どこがだめか、どこを怒ろうか」

自分の平凡さは棚にあげて。

お笑い芸人になりたくて始めたのに、最初の頃はネタを『公式』として考え、演じる人間が面白いと思うものをやればいいという発想ではない。
最終的には自分が楽しいと思える「飾らない自分」を出そうとする。

人が評価するのは結果だけ、その結果を出すまでの過程にたくさんの積み上げとちゃぶ台返しをする人なのではなかろうか。
本のタイトル”天才になりたい“、自分の立ち位置を受け入れて天才との距離を詰めていく。その一連の作業を続けていく事で売れていく。